2024年7月現在NHKの朝の連続テレビ小説【虎に翼】で、岡田将生演じる星航一が弁護士の杉田に言った「ごめんなさい」が話題です。
ちなみに、この二人、今まで、あんまり仲良くないです。
航一はなぜ、「ごめんなさい」と言ったのか？その意味と理由を考察します。
虎に翼 あらすじ
日本初の女性弁護士・三淵嘉子さんをモデルにした物語です。
ときは戦前、現在よりもずっと男性優位の社会で、女性は女学校をでたら、結婚するのが当たり前の世の中。
主人公の寅子は、夫とは対等な関係でいたいと考えるかなり珍しい存在。
そんな寅子が、戦争の荒波に揉まれながら、戦後家庭裁判所の創設に尽力し、裁判官なるというもの。
相関図
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— 朝ドラ「虎に翼」公式 (@asadora_nhk) July 19, 2024
【虎に翼】航一(岡田将生)は「ごめんなさい」と言ったシーン
杉田は、寅子の娘ゆみをみて泣き出してしまいます。
杉田は、長岡の空襲で、孫娘と一人娘を亡くしました。
そして、その孫娘がゆみに似ていて泣き出してしまいました。
航一は、泣きじゃくる杉田に「ごめんなさい」といって、抱きしめたのです。
たぶんリアルタイムでみていた人たちは「すごく衝撃的だった」と思います。
#虎に翼【2つのごめんなさい】航一さんが杉田弁護士に「ごめんなさい」を言った意味は2つある。一つは寅子と優未を連れて来てしまったこと。もう一つは 以前口にした「死を受け入れられていない人」「事実に蓋をしなければ生きて行けない人」が杉田弁護士にも当てはまることを認識していなかったこと。 pic.twitter.com/dYP7pNx7y6
— ひぞっこ (@musicapiccolino) July 25, 2024
それでは、次から時系列でまとめていきます。
【虎に翼】航一(岡田将生)は「ごめんなさい」と言う前にエピソードをわかりやすくまとめ
①高瀬と森口けんか
まず、最初に、事務官の高瀬と、地主の森口が揉めます。
「次男も戦争で亡くなったんだから、本なんて読んでないでしっかりしろ！」（森口）
「ふざけんな、このくそじじい！」といって森口に掴みかかります（高瀬）
この喧嘩、最終的には、杉田の仲介もあって、収まります。
②航一と寅子は、杉田とこの件についての会話
けんかがおさまったあと、航一と杉田は以下のような会話をします。
「まさか、事務官の高瀬があんなことするなんでびっくりですね」杉田
「思い出にできるほど、お兄さんの死を受け入れられていなかったんでしょうね。
事実に蓋をしなければ生きていけない人も居ます」と航一は杉田に反論します。
「みんな戦争で誰かしら大切な人を亡くしてる」といいます。
【虎に翼】航一が杉田に「ごめんなさい」といった理由・意味
#虎に翼【2つのごめんなさい】航一さんが杉田弁護士に「ごめんなさい」を言った意味は2つある。一つは寅子と優未を連れて来てしまったこと。もう一つは 以前口にした「死を受け入れられていない人」「事実に蓋をしなければ生きて行けない人」が杉田弁護士にも当てはまることを認識していなかったこと。 pic.twitter.com/dYP7pNx7y6
— ひぞっこ (@musicapiccolino) July 25, 2024
理由・意味①
以前杉田に言った「思い出にできるほど、お兄さんの死を受け入れられていなかったんでしょうね。
事実に蓋をしなければ生きていけない人も居ます」に対して。
航一は、過ぎた自身も娘と孫を亡くして、それを受け入れられなかったことに対して、謝罪したのだと考えられます。
理由・意味②
ゆみと寅子を連れてきて、杉田に娘と孫娘のことを思い出させてしまったことに対する謝罪と考えるのが妥当だと考えられます。
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